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レポートREPORT

アカデミックレポート

「皮膚保護クリーム“プロテクトX2”の優れた効能について」
新潟薬科大学薬学部 教授 久保田 隆廣

 薬学の研究領域に身を置く者にとって、薬よりも化粧品の効能を評価するほうが極めて難しい。その端的な理由は、主観評価と客観評価が必ずしも整合しない点である。スキンクリームを例にとるならば、使用感が良いことと肌荒れ防止効果が常に一致するとは限らない。つまり、評価する側は客観的な視点だけでなく、主観的な感覚にも気に留めておかなければならない。
 皮膚保護クリーム“プロテクトX2”は前者において手や踵の皮膚状態を健全に保つ効果が認められ、かつ後者についてはベタつき感が少ないなどの参考意見(いわゆるモニター)が集計されており、双方の観点からの評価が行われている。使用者個々の主観評価(いわゆる生の声)も大切だが、過去に使ったことのない商品を購入する際には客観的な評価がより重要となる。ここではプロテクトX2を手背と踵に塗布した際の①角層水分含有量と②経表皮水分蒸散量の経時的変化について紹介したい。
【方法】
 皮膚疾患が認められない要介護者と介護従事者8名(29 ~ 85 歳)を対象者とした機能性評価を行った。被験者自身がプロテクトX2を毎日3回ほど片方の手背と踵に塗布(0.6 mL/回)し、もう一方は何も塗布しない対照(未処置)とした。経時的な皮膚状態①と②に関して、具体的には使用開始直前(初期値)、使用開始1週間後および1ヶ月後の計3回の計測を実施した。
【結果】
 プロテクトX2を塗布した手背と踵の①は、未処置側に比べてそれぞれ最大で 2.6 倍 (66.5 ± 25.1 vs. 169.9 ± 54.8 µS: p<0.05) および 3.0 倍 (5.5 ± 1.2 vs. 16.7 ± 3.2 µS: p<0.01) 高い値を示した。
これはプロテクトX2由来の水分や保湿成分が手背や踵にしっかりと補給されたためと考えられる。塗布した手背の②については、未処置側に比べて最大で 27.9%(19.0 ± 3.3 vs. 13.7 ± 1.6 g/hm2: p<0.05)低い値を示した。これは角層上にプロテクトX2の保護膜が形成されることで、皮膚からの水分の蒸散を防いでいるものと考えられる。一方、踵の②は未処置側に比べて最大で 17.2% (30.2 ± 1.9 vs. 35.4 ± 2.5 g/hm2) 高い値を示した。この理由として、踵の角層が手背のそれに比べて 100 層以上と厚いために1ヶ月では新しい角層に置き換わることができない。つまり、セラミドなどの細胞間脂質が正常に構築できずにバリア機能が改善しなかったと考えられる。
 我々はプロテクトX2が手背の水分含有状態を高く維持し、かつ角層の剥脱を抑えるバリア機能を助ける効果があることを確認した(③)。本製剤は洗剤や消毒用アルコールなどから手背を保護することはもちろん、冬場の乾燥や摩擦からの手背の保護にも有効であると考えられる。


< Profile>
久保田 隆廣 (くぼた たかひろ)
平成 元 年 3 月 明治薬科大学薬剤学科卒業
平成 12 年 3 月 千葉大学大学院薬学研究科 総合薬品科学専攻博士課程修了
職歴
平成 3 年 4 月 株式会社エスアールエル
平成 12 年 5 月 東京大学医学部附属病院薬剤部 助手
平成 16 年 4 月 Flinders Medical Centre(オーストラリア)研究員
平成 18 年 4 月 千葉科学大学薬学部 助教授(准教授)
平成 25 年 10 月 より現職